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大学受験のための小説講義 |石原 千秋
大学受験のための小説講義大学受験のための小説講義
石原 千秋
筑摩書房 刊
発売日 2002-10
価格:¥903(税込)
発送可能時期:通常2~3日以内に発送
オススメ度:★★★★




センター試験現国がなぜわからないかがよくわかる 2005-11-07
私は、共通一次(センター試験)での経験上、模試でも常に現代国語が失点源で、特に小説で失点が集中した。
評論や古文漢文はほとんど失点しなかったので、小説は怖くて仕方がなかった。思えば、著者言うところの「小説を読めない」精神的未熟者だったのである。著者は、「秘伝 中学入試国語読解法」での論をさらに発展させ、大学入試問題で学生に求められる「小説を読む」ということの本質を、解明する。小説においては、「登場人物の気持ち」を文中に明記すると面白くない。それではネタばれ、小説は台無しだ。だから作者はわざと隠す。暗喩を文中にちりばめる。この暗喩を読み解く。メタファーからタネを解き明かすことを楽しむ。高度な解釈は幾通りもありうるがそれはプロの仕事。入試問題では、暗喩の解釈は一通りに収斂されるように問題が作られている。その土俵内ルールとパターンを認識すること。入試問題と、本一冊を読んで多様な解釈を楽しむのとは違う。それにしても、やはり高度な小説解釈の方法論を駆使している。国語が好きな人にはついていければセンター試験の小説のまぎらわしい選択肢を読み解く力がかなりつくと思うが、小説が根っから苦手な人にはこういうテキスト解釈の方法論自体が、途方にくれるような難解なものに見えるのではないだろうか。
男女・親子の相克がテーマに多いだけに、精神的成熟も必要だ。概して単純で幼稚な受験生にはハードルが高い。一、二度読んだくらいで方法論が身につく本ではない。奧は深い。


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この記事は2006/5/7に作成しました。


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